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神主様に特別に元国宝!徳川吉宗献上 太刀『銘光世』を見せていただきました。

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先日、岡の宮夏祭りの打ち合わせで刺田比古神社へ訪れた際、神主様に元国宝 太刀 銘光世を見せていただく事ができました。

元国宝 太刀 銘光世とは


画像:文化庁編『新版 戦災等による焼失文化財』
[平成15年10月20日、戎光祥出版株式会社]より

享保6年(1721年)に徳川吉宗が将軍就任の感謝として黄金装飾の国宝の太刀と白い神馬を献上。光世は鎌倉時代末期の筑後国三池の刀工だそうです。

拵は糸巻太刀拵で、総金具は赤銅魚子地金色絵割菱紋、鞘は金梨子地割菱紋蒔絵、柄並びに渡巻は茶地金欄包み花色糸巻き。太刀箱は黒蝋色塗り、開き蓋で錠前付きだったとの事です。

銘 光世
長さ  70.6センチメートル
反り   2.2センチメートル
元幅  2.91センチメートル
先幅   1.9センチメートル

現在の元国宝 太刀『銘光世』

大正13年4月15日に国宝に指定されていたが、昭和20年7月9日の和歌山大空襲のさいに焼失してしまい、現在は鞘等は焼けて刀身のみの姿になってしまいましたが、現在も刺田比古神社の方で大切に保管されていました。

所々に見える金色の部分は、黄金装飾だった金が戦争で焼けた際に溶けて残った物だそうです。銘はわかりづらいですが、昔の写真と見比べると、確かに銘の「光世」の文字が見えます。

金色の残った模様のようなものも見えます。黄金装飾の名残でしょうか。貴重なものを間近で見せていただき、感激しました。

神主様の話では、「光世」という刀があるらしいということで、わざわざ遠方から参拝される方も多いそうです。普段一般公開していないはずの神宝を、若い方が詳しいことに驚かされたそうです。色々とお話を聞くと、DMMオンライン「刀剣乱舞」というゲームで、刀工光世作の刀をもとにしたキャクターがあるとのこと。ゲームをきっかけで、光世にゆかりのある寺社や美術館などを回られている方だったそうです。

刺田比古神社には、「光世」をちなんだお守りもあります。「封込太刀守」という御守りで、焼け残った刀身をかたどっています。お守りのお値段は600円。「光世」にゆかりのある御守りをDMMオンライン「刀剣乱舞」必勝祈願にと通販購入できませんか?との問い合わせも多いようです。(お守り代金と送料で発送可との事です。)

戦争で焼けてしまったこともあり、一般公開をしてこなかった「光世」ですが、今回の夏祭りでは特別に一般公開していただくことになりました。夏祭り実行委員会としても感謝です!必見です!!

貴重な文化財が、戦争で一瞬にして失われてしまいます。近年でも大災害で様々な文化財が失われています。「光世」は吉宗さんからいただいた刀というだけでなく、戦争の悲惨さを伝える意味でも貴重な資料だと、神主さんはおっしゃっています。

8大将軍吉宗献上 元国宝 太刀『銘光世』の展示は夏祭り当日限定となります。是非、岡の宮夏祭りにお越しください。

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