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- SASUTAHIKO SHRINE -

岡の里古墳

 境内に建つ岡の里古墳の説明書

境内に建つ岡の里古墳の説明書
(塀の裏の山に古墳がある)

 この古墳は昭和7年1月に境内南西側の山の斜面から発見された。発掘のさい、石室のほか人骨の一部、土器数点などが出土した。

 岡の里古墳出土の土器

岡の里古墳出土の土器

 この土器から古墳時代後期(6世紀ごろ)のものと推測される。この地は古来より岡の里と呼ばれ、大伴氏の住地とされている。『続日本紀』にも片岡の里出身の大伴氏が登場している(巻30)。これらの記述や時代を考えると、この古墳は大伴氏に関わりあるものと考えられ、大伴氏の祖先神を祀る当社の由緒をうかがわせる。
 当時の調査報告をみると、この周辺の地盤は砂地のため、落砂の危険性があり、詳細な調査は中断を余儀なくされたという。それ以降の調査は戦災などにより行われず、現在は落砂により埋没している。
 岡の里古墳は現在のところ1基しか発見されていない。一般的にこの時代の古墳は、複数の古墳が集まった古墳群の形式をとるという。また山の形状などを考えると、未発見の古墳が発見される可能性は大きい。記紀の伝承や古代の紀伊半島を考えるうえで、とても重要な古墳である。今後の調査が期待される。

 発掘調査中の岡の里古墳

発掘調査中の岡の里古墳

参考文献
『和歌山県史蹟名勝天然記念物調査報告』11輯
[昭和8年、和歌山県]

岡の里古墳

 境内に建つ岡の里古墳の説明書

境内に建つ岡の里古墳の説明書
(塀の裏の山に古墳がある)

 この古墳は昭和7年1月に境内南西側の山の斜面から発見された。発掘のさい、石室のほか人骨の一部、土器数点などが出土した。

 岡の里古墳出土の土器

岡の里古墳出土の土器

 この土器から古墳時代後期(6世紀ごろ)のものと推測される。この地は古来より岡の里と呼ばれ、大伴氏の住地とされている。『続日本紀』にも片岡の里出身の大伴氏が登場している(巻30)。これらの記述や時代を考えると、この古墳は大伴氏に関わりあるものと考えられ、大伴氏の祖先神を祀る当社の由緒をうかがわせる。
 当時の調査報告をみると、この周辺の地盤は砂地のため、落砂の危険性があり、詳細な調査は中断を余儀なくされたという。それ以降の調査は戦災などにより行われず、現在は落砂により埋没している。
 岡の里古墳は現在のところ1基しか発見されていない。一般的にこの時代の古墳は、複数の古墳が集まった古墳群の形式をとるという。また山の形状などを考えると、未発見の古墳が発見される可能性は大きい。記紀の伝承や古代の紀伊半島を考えるうえで、とても重要な古墳である。今後の調査が期待される。

 発掘調査中の岡の里古墳

発掘調査中の岡の里古墳

参考文献
『和歌山県史蹟名勝天然記念物調査報告』11輯
[昭和8年、和歌山県]
刺田比古神社
〒 640-8139 和歌山県和歌山市片岡町2丁目9

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